〜前回までのあらすじ〜
クリスマスローズの開花を、今か今かと待ちわびるライル一行。
そしてとある日、お花屋さんで、とても高価なクリスマスローズを発見してしまうのだった。
「お花の数もゴージャスなら、鉢一つのお値段もゴージャス…。ぐぬぬ、高貴すぎるっ!庶民は指を加えてただ開花を待つしかないのかっ!」(´・ω・`)ショボーン
万年筆✒️
愛用してる300円の万年筆のインクが切れました。(´・ω・`)ショボーン
「はっ、でも以前買っておいた気がする!」
「サム、君への指名依頼だっ。この貴重なインクを、ライルランドまで届けてくれ!ライルランド一帯はクロネコヤマトのテリトリーだ。奴らは他社の荷物を奪いにくるから気を付けろっ!」
※クロネコヤマトは荷物を奪いません
そして伝説の配達人により届けられたインクは…
「しまったぁぁぁー!完全にメーカー間違えたっ!」(´・ω・`)ショボーン
ライルのバカバカっ!
「くそっ、万年筆が使えなくなってしまった。インクを買うついでに、このインクカートリッジに合う本体も買ってこよう。テヘッ」(๑>◡<๑)
またそうやって無駄な買い物を…
クリロズたん開花速報
だがそんな暗いニュースが続く中、ライルランドのクリロズたんが、遂に開花の時を迎えたのですっ。
「か、かわゆい。かわゆすぎるっ」(๑>◡<๑)
「そしてシックな紫と」
「ミドリちゃんはまだ咲かないのなっ」
「なのなっ」
だが、全部開花の時は近いはずっ。
だが、付近一帯はすっかりクリロズたんに襲い掛かる、悪の蔓植物ハツユキカヅラの座礁地帯となっていた。
「いいグランドカバーかと思ったんだけど、ここまで増えすぎるとは。もはや全部抜くしかないのか。」