〜前回までのあらすじ〜
ついに仕上がったかに思われた、プレハブ式観測所ユニットの屋根パーツ。
だが、その謎下地で構成された屋根の、ガルバニウムを突然剥がして解体し始めたライル一行。
閣下「くくくっ、散々梃摺らせてくれたが、遂に開発を諦めおったか!今こそ奴の息の根をとめて、ライルランドを手中納めてくれるっ!早速工作員を大量に潜入させるのだっ!」
帝国兵「ははっ!仰せのままにっ!」
アルインコ死す
ハクション
「何か嫌な予感が…」
「?!んっ!何かおかしい。梯子の最上段の横さんと、枝の位置関係がエッシャー化している!」
>エッシャー化現象!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「大体、梯子はあんな傾いてなかったんだけどな…」
「な、なんでこった!アルっ!アルインコォォォ!」
「はやく地上に下ろして、救命処置しないとっ!アルインコ、今助けるから、死ぬんじゃないっ!」
「くそっ、肋骨が、ざっくりやられてる。おのれ帝国軍めっ。アルの仇はボクが取るっ!」
今年手に入れたばかりなのに…(´・ω・`)ショボーン
そしてさらに
「しかも、ラジオフライヤーは水溜めになってるし、隣の一輪車も剪定枝ごと水没してる。」
この11月の異常降雨も帝国軍の仕業かっ!
「早く乾燥して手当てしないとっ」(´・ω・`)ショボーン
ネバネバスライムとの死闘
「散っていったアルのためにも、観測所ユニットの完成を急がなければっ!実は解体はカモフラージュで、次の手はもう打ってあるっ。」
召喚して物置小屋に隠しておいた、
まずは、このアスファルトルーフィングの浮きを下地に密着させてからね。
「そして、前回剥がした、ガルバニウムの板から、円弧状のパーツをきりだす。ライルシザァァァー!」(`・ω・´) シャキーン
この金切バサミは切断部がオフセットされてて切りやすいんだよ。
「それを、アスファルトルーフィングの下側に突っ込んで、釘どめして、ひらひらスカートの大人コーデにしてと。」
「そのほかの浮いたところも、ガムテープで密着させておこう。」
なんか小学生の工作チックな工法ですね…
そこへ、運ばれてくる謎薬品。
「ま、まさか、これを再び使う日が来ようとはっ。」
以前ライルランドバスルームを、FRPの下地でで作ったのね。今回は発泡スチロールに直接使うつもりだったから、溶かさないようにスライムエキスで。
>スライムエキス!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「えーっと『スライムのこころ』を1パーセントと。ぽちゃ」
もくもく
ん?
「ん!なんかすごい勢いで煙と有毒ガスが出てきたんですけどっ!」( ゚д゚)
ゲホゲホ
「ふー、あわや帝国軍に抹殺されるところだった…」((((;゚Д゚)))))))
すぐに混ぜないといけなかったのか…。
「そんなん知らんしっ」(ㆀ˘・з・˘)
そのベタベタスライムエキスを塗りたくる
さらにトゲトゲチクチクシートを被せてから、さらにベタベタスライムコーティング。
「くっ、なんで扱いづらいスライムなんだっ」
しかも…
「げ、しまった!少しスライムエキスの量が足りないっ!至急ドラクエウォークで調達しないとっ!」