〜前回までのあらすじ〜
半分に切断した9kgレールをトロッコで運び、魔の大カーブ建設に差し掛かったライル一行。
しかし、目見当で曲げてはレール間隔を測り、また曲げる。その昔ながらの方法を推し進めるも、坑夫達は疲れ果てていた。
一方そのころ、ライルランド科学アカデミーは、あるマジックアイテムの開発に取り掛かるのだった!
それはカーブレールの曲げ精度を、飛躍的に向上させる可能性を秘めていた。
21000ゴールドの罠
この前、おー、この本安いじゃんっ♥️と思ってレジに持って行ったこの本がね。
- 作者: ロイドカーン,Lloyd Kahn
- 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
- 発売日: 2001/10
- メディア: 大型本
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店員さん「えー、2冊で税込19298ゴールドになります。ふふっ」
ライル「???えっ?えっ?だってこれ定価15000ゴールドだけど、値札は4500ゴールドになってて、それの30%オフなんですよね?」
店員さん「はい。その通りです。」
ライル「でこっちが、2100ゴールドの30%引きって…ん!!」
店員さん「はい、こちらは21000ゴールドの30%引きですので、14700ゴールドになります。」
げっ、桁見間違えたっ!うわーん。ロイドカーンのシェルター欲しかったよぉ。2100円で。
こっちのホームワークは持ってるんだけど…
ホームワーク ワールドムック 568 (ワールド・ムック (568))
- 作者: ロイド・カーン,河村喜代子
- 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: ムック
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曲げの極意とマジックアイテム!
そしてライルランド科学アカデミーの出した結論は…
「つまりね、予めカーブ半径を規格化してしまえばいいのだっ!」
なにっ!まぁ、一理あるかも知れん。
というわけで、即席のビニール紐コンパスで、余ってたプラダンに、同心円を描いてみたよ。
間隔はもちろん15インチで、半径は二パターン分取れた。
それを切り抜いてと。
「そして、二本のレールを、これの
「おおお!これでひたすら目見当で、現物合わせしていく、地獄の試練の無限ループから解放されるっ!」
外側レールがあっさりでけた!
この物置小屋の軒先をかすめるようにカーブする計画ね。
レールをもう一本だしてと。
今度は内側。こっちはカーブがきついから、更に曲げが必要なのだ。
だがだっ!そこで遂に、今回のスムーズな曲げの立役者の一つ、その伝説のレールベンダースペーサーシステムが壊れたっ!
あのいい加減で、やっつけで作った奴ね。
「くそっ、これからという時にっ!一体誰の仕業だっ!」
ヾ(・ω・o) ォィォィ