〜前回のあらすじ〜
夏の大召喚祭りで『コンサティーナ』なる謎の楽器を入手したライル一行。
だが、その演奏法もわからない謎楽器に対し、恐ろしい魔改造が実行されようとしていた…!
極秘改造計画始動
「計画の方はどうなっておる?」
「はっ、すでに改良型コンサティーナの設計は万全でありますっ!」
こんな感じで色塗ってみた。くどくない程度の軽いスチームパンク風味でいくっ!
「うむ、準備は整ったようだな。悟られぬよう秘密裏にことを運べっ!」
「はっ!」
赤の魔力と恐怖のトラップ
そう、安く手に入れた謎の楽器『コンサティーナ』なんだけど、どうもデザインがこう芋臭いのね。
「だって赤が値引きの魔力で安かったんだよー」(๑>◡<๑)
単に在庫が余ったんだそれは…
通行人A「なに、あのマーブル模様。ダサくねー」
通行人B「ボーリングの球かよっ!ウケるー」
グサっ!ヤバイ未来が見えたっ!
だがだっ、ここでボクはある事に気付いてしまった!
「この秘密のビス外せばバラせるんでね?ここに気付いてしまったボクは…ゴクリッ、天才かもしれんっ!」
いやいや、それは触っちゃいけないやつだっ!悪魔の罠だっ!((((;゚Д゚)))))))
そしてまさかの、まだ召喚したばかりの楽器を、ドライバーでこじってバラしてみたよー(`・ω・´) シャキーン
そしてリードがポロリと出てきた
「おおお、これはいけるっ!」
そして、釘打ちの金具も外すと、世にもおぞましい『楽器の成れの果て』が姿を見せたのだった!☠️
マーブル覆面の正体!
「このマーブル模様を剥がすか剥がさないか、それが問題だっ!」
熟考する事3分間!遂に結論がっ!
「上から塗装もできるけど、やっぱ楽器は木目だよねー。バリッとな!」
「昔塗装剥がしてそのままになってしまった哀れなギター🎸が頭をよぎるが、あの頃のボクとは違うんだいっ!」
そうしてスクレイパーでガシガシ剥がしていくと?
「ま、まさか!そんなはずはっ!」
だが、この厚み。そのサイズ感。そしてその素材。全てはある一点を指していた!
「まさか貴方は、伝説の富山名産品『ますのすし』の空箱様ではっ!」
へ?ますのすし?
「一体なぜ貴方が楽器に姿をっ!」
「まさかっ、帝国軍の呪いかっ!ゆ、許せんっ!」
それより何より、ここまでバラバラにした挙句、皮まではいでしまって…((((;゚Д゚)))))))
そして富山名産『ますのすし』が、再び音を奏でる日は訪れるのだろうか…⁈