ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

ベンジャミンの死についての疑念

ある日ライルは気付いたのです。

 

「あの時は気が動転してて思いが回らなかったけど、ベンジャミンさんがあの程度の力で死ぬなんてあり得ない!あの事件には不審な点が多すぎる…」

※ベンジャミンについては過去記事参照下さい

 

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「ではあの事件のおかしな点を整理してみよう、ワトソン君」

「まず、あの時、ベンジャミンさんは最初はこの向きに力をかけていた。間違いないね?」

 「はい、ライルさん」

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「ところが次の瞬間部屋が真っ暗になり、電気が付いた時にはベンジャミンさんの首はこの向きにへし折られ絶命していた。」

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「つまりこの向きに力が加わった事になる。だか、レールとガイドローラーが噛み合っていればこの事故は起こり得ない。」

 

「ところが実際に力はおかしな方向にかかっていた。つまり考えられるのは…」

ライルはさらに続けてペンでサラサラと図を描いた。

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「ここのレールの頭の部分に不自然な段差が生じていたという事になる。これによりベンジャミンは12tの力を本来の方向にかけられず、自分で自分の首を折るように仕向けられた。」

 

「つまり、」

ライルはここで一呼吸おいた。

ゴクリ、

「つまりだ、ベンジャミンさんの死はただの事故ではない。レール曲げ試験をさせまいと仕組まれた事故に見せかけた殺人だ!」

誰もがその結論に息を飲んだ。

 

「そして犯人はこの路線の開通を阻止したい者、すなわち」

「まさか、この中に?そして密室殺人?」

「ブッ、ブー。ワトソン君、君は推理小説の読みすぎだよ。」

「ちょっと待って!もう一度やらせて、お願いいたします。」

 

仕方ないなぁワトソンは、もう。

じゃ、2回目どうぞ。

ボクのセリフからいくね

「すなわち」

「まさか!て、帝国軍?」

「おそらくそのまさかだ!」

_人人人人人_
> 帝国軍 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

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「くそー、ボクは帝国軍の奴らを絶対に許さないっ。必ずや帝国軍を倒してこのトロッコ路線を開通させる。そしてベンジャミンさんの仇を取るんだ!」

 

ライルの運命やいかに。

そこに立ちふさがる強大な敵、謎に包まれた帝国軍。

 そしてライルのトロッコ路線はいつ開通するのだろうか?

 

そしてなにより、ブログがこの何というかファンタジック鉄道DIYドキュメンタリー路線で良いのだろうか?

そもそもカテゴリは鉄道なのだろうか?

 

謎が謎を呼びつつ続く。