その夏サラマンダーサマー2018は41℃超えてくるし何かおかしいのだった。
そしてあまりの暑さに疲弊する民
「このままではいかん。早く手当をっ!」
「手当しようにも、この暑さでは焚き火すら出来ませぬっ!」
「うぬぬ、肉貨幣経済の弱点を突かれたかっ!」
だかだっ、救世主は、とんでもない方向からやってきた。
「なにっ、東からのタイフーン国の使者だとっ!てかなんじゃ、この台風12号のカーブはっ!」
そしてライルランド科学アカデミーの出した結論とは…
「この逸れ方は…、万に一つの可能性ですが、ライルランド通過時に一回だけチャンスがあるかも知れませぬ。」
「どういうことじゃ!」
「台風の雲の切れ間に一瞬だけ、雨のせいで気温が下がり、風が止み、蚊が飛ばされ、あらゆる望みを叶えられるという伝説があるのです。」
うむっ、男にはやらねばならない時があるっ!
そして時を待つこと数時間…
「今じゃ、時はきたりっ!全軍着火準備にかかれっ!嵐の中、戦さじゃっ!爆裂魔法エクスプロージョンっ!」
お、ついた。
今日の焚き火のお供のはkriek。
自然酵母のベルギービールにサクランボ果汁加えて二次発酵させたものね。
因みに、ライルランドの焚き火エリアは、台風の中でも使えるよう屋根付き全天候型に魔改造してあるのだっ!
…だがしかし、このバラック小屋はいつまで持つのだろうか…
因みにひとつ問題があってね、煙突から雨漏りのせいでカマドが湿気るのね…
爆裂魔法の効果があって、時は来たっ!
涼しいし、まさに焚き火日和!
、
常温に戻しておいたTボーンを、ライルソルトと、ライルペッパーでお清めして…
Tボーン800g部隊全軍投下しての
「いっけっー!Tボーン部隊!サラマンダーを打ちのめせっ!」
えっと、そんな設定だったっけ…ʕʘ‿ʘʔ
そして裏面焼けてきたら、すかさず角度調整。
焼き目がつきかけてる間に、斜めに交差するように網目をつけるのね。焼き色着くまでが勝負!
まぁ、網目は気分の問題で、味には全く関係ないんだけど。
ひっくり返しつつ、焼くこと30分ぐらいかな…
そしてー上陸っ!
切るとこんな。今日はウェルダン気味にするつもりだったのでこんなで。
レアの時も一緒で、表面をいかに美味しく焦がすか、中の焼き具合を如何にコントロールするかなのね。
Tボーンはこの骨向かいの肉の二面性がお楽しみポイントっ!
「…Tポイント2倍ということか」
ぼそり
※Tボーンを食べてもTポイントはつきません。
そして反対側。
そしてパンも焼いた。焚き火は何でも旨くなるのっ。