ボクの焚き火ステーキの原点はニュージーランド探検中に見つけたたお店のステーキなんだよね。遠い記憶なんだけどbushmanって店名は覚えてる。たぶんこれ。
それと昨年ボクの中で大ヒットの佐々木蔵之介の「ステーキ世界一の旅」。とにかくこのアメリカ編がそりゃもう...よ、よだれが。
と思ったら、こんな動画を発見したお。
佐々木蔵之介がステーキ世界一を求めて旅するんだけど、そこで最初にでてくるテキサスの田舎にあるステーキ屋さんの焼き方が絶品で大統領にもステーキ振る舞ったって伝説の料理人なの。薪でスモーキーに焼いたステーキね。まさにボクの求める肉料理。
「トムさんマジ師匠。」
というわけで食欲の秋が終わる前に、グリルハウス肉ライル🍖が美味しいステーキの焼き方を教えるね。冬でも焼くけど...
まず大きい塊肉を用意しますっ!
だって大きい方がワクワクするじゃない。
でも見た目だけじゃなくて塊肉のが焼くのに失敗がないんだよ。
焚き火のお供に読書の秋だね!今回は3cm強ぐらいの羊のモモ肉。
「えっ、羊ってこんな凶悪だったっけ」
そうだ、大事なこと言い忘れるところだった。焼く前に常温に戻しておくの。これ大事。
そして〜焚き火を起こして〜
でね、ここでポイントは炭じゃなくて薪。焚き火からでるスモークの香りが肉の旨さを抜群に引き立てるからねっ!それにホームセンターの安い炭は匂いが臭いのがあるんだよねぇ。
焚き火は一度盛大に燃やしておいてから、半分熾火で多少煙と炎が立つぐらいに落ち着いた頃が温度も火加減も丁度いいよ。
そういえばステーキ世界一の旅のトム師匠は、メスキートって薪を何年も乾燥させてから料理に使っているんだって。でもこれ日本じゃ手にはいらないからね....同じマメ科でニセアカシアかミモザあたりが近縁種だと思うんだけど。 うちのミモザの薪はもう燃やしちゃった気がする...
ボクはカシかサクラをフレーバー用に熾火になる前に足してたりする。ぶっちゃけそこまで嗅ぎ分けられる高性能な鼻は持ってないから大丈夫。
そしてー、手をかざして遠赤感のある、炎に軽くあたる感じのスペースに、塩とコショウしたお肉をどーん!
基本塩コショウしかしないんだけど、今日は気分で庭のローズマリーをサクッと摘んで乗せてみた。
ローズマリーは肉やポテトにあうし、丈夫だし、ハーブティーにもなる。しかも挿し木で増えるというウルトラ級のマジックアイテムだよね。(๑>◡<๑)
お好みでグリルの網目をクロスさせるように焼き目をつけるとそれっぽいよ。
お肉は60度であっためるのが一番美味しくて、それ以上温度が上がると硬くなるんだって。お家で焼くときはボクはスキレットで焼くんだけど、肉によっては火が通りすぎないように、そして中に熱が回るように途中で休ませるのね。
なんだけど、外で焚き火焼きだと、位置変えれば火加減コントロールできるし、上側は気温も低いから適度に冷やされるし良いことずくめ!
もし焼き加減心配なら、焼きながらお肉を少し削いで食べてみればいいしね。
それとカリカリに焼けたお肉はメイラード反応で美味しくなるんだって。細胞内のアミノ酸と糖を香りに変える魔法だね。
外はカリカリ、中はジューシー、そこに焚き火のスモーキーフレーバーも入ってくるもんだからそりゃもう…ヨダレが
で、冒頭の写真にミートオーン!(謎の掛け声とともに登場)
そして冷えないように木のまな板で切り分けて即食べる。わーい(๑>◡<๑)
落ち着かせてない塊肉からは、どんどん肉汁が溢れて出てくるから、勢いで食べきるんだ。
羊肉ちょーうまい。
そしてこれは先日焼いた牛肉。手順は一緒ね。これはステーキ用で2cm厚ぐらいの焚き火焼きにはお手頃サイズ。ステーキ用としては厚めの肉を探す感じな。
パンもついでにあっため直し。
焼けた。わーい(๑>◡<๑)
そしてこれは5cm厚ぐらいの骨付きリブロースの回。あ、写真が横になってもうた...
この時のお肉はちょっと匂いが臭かったから、一旦塩で表面のくさい肉汁浮かせて軽くお湯で洗って下処理してから、改めて塩コショウして焼きますた。
おお、少しスジを落としたけど堂々たるビックサイズ!
テキサスのトム師匠曰く、炎🔥が軽く当たるか当たらないかぐらいが良いんだと。でちょうどいい火加減の場所探しながらこまめにひっくり返してと。
焼けてきたからお友達も投入。
そしておもむろに削ぎ喰い開始!でかい場合は食いながら焼くスタイルでどんなお肉でも柔軟に対応いたします。
わぁ。村人用に切り分けてランチターイム!
げ、一気になくなった。
あのー、ボクの分はどこ行った(´・ω・`)ショボーン
鉈でチェストー!
これはあとでスープにつかったった。
おお、史上最強の肉写真の山になったお。